位牌とは? 種類・価格・選び方を徹底解説【初心者向けガイド】

「位牌(いはい)」は、ご先祖さまや故人の魂を象徴する大切な供養具です。初めて準備する際は、種類や価格、宗派の違い、納期など不安が多いもの。本記事では、位牌の意味・種類・価格相場・選び方・購入先までを網羅的に解説し、失敗しない準備をサポートします。

位牌とは何か?意味と役割

位牌は、故人の戒名(法名)などを記し、故人を偲ぶ拠り所として仏壇に安置する供養具です。宗派や地域によって扱いが異なることがあるため、迷ったら宗派別ガイドや菩提寺に相談・確認しましょう。

位牌の起源は中国にあり、日本では中世以降に広まりました。仏壇に安置するのが一般的ですが、手元供養を併用するご家庭も増えています。

位牌の種類と特徴

近年は伝統型からモダンデザインまで幅広く、オンラインでも比較しやすくなりました。ラインナップをチェックするには、大野屋Webショップの位牌一覧が便利です。

オンラインで比較・購入したい方へ
大野屋Webショップで位牌を探す

材質で選ぶ

  • 唐木(黒檀・紫檀など):重厚感・耐久性に優れ、伝統型と好相性。
  • 国産材・塗位牌:漆・金粉など加飾で荘厳さを演出。
  • ガラス・クリスタル:透明感があり、モダン仏壇や現代インテリアになじみやすい。

デザインで選ぶ

  • 伝統型:荘厳な装飾と格式。法要や慣習に配慮しやすい。
  • モダン型:シンプル設計で省スペース。家具調仏壇と相性◎。
  • オーダーメイド:サイズ・仕上げ・書体など自由度が高い。お問い合わせください。

宗派による書式や扱いの違い

浄土真宗の多くでは位牌ではなく「過去帳」「法名軸」を用いる場合があります。詳細はお問い合わせください。

価格相場と費用の目安

一般的な価格帯は約1万円~10万円です。
材質・サイズ・加飾で価格は前後します。ご希望の位牌の価格がいくらぐらいか調べたい時は、通販の価格一覧が比較しやすいです。

なお、メモリアル後の大野屋公式オンラインストアは、刻印文字代(表・裏、掘り・書き)込みです。追加でオプション価格が発生することはありません。(夫婦位牌などの一部特殊な刻印は除きます、お問合せください)

費用を抑えるコツ

  • 既成サイズの検討:よく出る寸法は価格が安定しやすいです。
  • 仏壇とのセット購入:仏壇と同時購入で特典が付く場合があります。

失敗しない選び方

宗派・菩提寺に確認

まずは宗派の慣習を確認しましょう。迷う場合は位牌の選び方ガイドが助けになります。菩提寺への確認も忘れずに。

仏壇・安置場所とのバランス

仏壇の内寸・段構成・扉開閉を踏まえて寸法を選定しましょう。モダン仏壇の設置ポイントも併せて確認しましょう。

すでに他の位牌がある場合は大きさの兼ね合いもあります。わからないことは実店舗やオンラインストアに問い合わせましょう。経験豊富なスタッフがいつでもお力になります。

家族の希望と将来の見通し

デザイン志向や将来的な位牌の追加(夫婦位牌/先祖代々)という選択肢もあります。可能なら事前にご家族と話し合っておきましょう。

オンラインで比較・購入したい方へ

大野屋Webショップで位牌を比較する

購入先(店舗・通販)の選び方

実店舗(仏壇店)

実物確認・採寸・宗派対応の相談が可能。近隣店舗は店舗一覧で検索しましょう。

インターネット通販

自宅で比較検討・短納期対応が魅力。信頼性とアフターサポートを重視して選びましょう。

注文から完成までの流れ

  1. 戒名(法名)・没年月日などの確認:菩提寺から授与された情報を正確に。
  2. サイズ・材質・書体の決定:位牌サイズの選び方でわからないことがあったら事前に店舗に問い合わせましょう。
  3. 文字加工と納期:一般的に約1~3週間。お急ぎの場合の対応も可能な場合があります。事前にお問い合わせください。
  4. 開眼供養(魂入れ):納品後、菩提寺の住職に読経を依頼します。

よくある質問(Q&A)

四十九日までに必要ですか?

一般的には四十九日法要までに用意します。
間に合わない場合は、過去帳や仮位牌で対応することも。

古い位牌の処分方法は?

菩提寺でのお焚き上げが一般的です。
手続きや費用は、お住まいの地域や菩提寺によって変わることがあります。
事前にお問い合わせするほうが安心できます。