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お盆提灯を実際に家に置くということ

お盆提灯いろいろ

公開日:2019年6月28日

盆提灯は、基本的にはお盆を迎える事に限定して使われる、季節商品にあたります。
そのためお店などに並び始めて買う事が出来るのも、期間が限られてきます。
早いところでは5月のゴールデンウィーク明けぐらいから、遅い所では七月盆直前になってようやく販売を開始するところもあるなど、お店によって様々ですが、販売終了は旧暦の八月盆を迎える8月15日を境とするお店がほとんどです。
通年目にする機会がある品ではありませんので、2~3ヶ月程度という短い販売期間中に、どのような形の品を買うか、どのような柄の物を買うか、決めて購入しなければなりません。

とはいえ、日頃慣れ親しんでいるというものでもないため、絵柄はともかく大きさについては、なかなかイメージするのも難しいものではないでしょうか。
インテリア用品の延長に近いデザインの提灯だと設置イメージはある程度容易ですが、行灯タイプとなると特徴的な形状から部屋に置いた時の感覚が想像しにくい商品です。
買ってみたら、思ったよりも大きくて場所を取ってしまった。
置いてみたはいいものの、案外小さくて盆飾りとしては映えなかった。
そんなお声は、あまり珍しいものではありません。

今回は、実際に家においてみたらこれぐらいの大きさになります、という目安をご案内します。

提灯独特のサイズ表記

提灯には必ず、高さと幅、実際の大きさを示す2つの寸法が表記されています。
ただしこの表記が少し特殊で、少々混乱を招いてしまうこともあります。

脚付きの大内行灯の場合、高さの表記では「置いた床から提灯上部にある『雲手(くもで)』というパーツの先端までの長さ」を表します。
ですが、幅の表記では「絵柄や模様の描かれている『火袋(ひぶくろ)』というパーツの一番広い直径」を表します。
「火袋」がその提灯の中で一番大きなパーツなら問題はないのですが、提灯のデザインによっては「雲手」や「足」が火袋の直径よりも大きく外に張り出してしまっている商品もあり、実際に置くためにはその表記よりも一回り大きな場所が必要となります。

大内行灯タイプのサイズ感

例えば、40cm四方の場所に置くものとして直径36cmと書かれている提灯を買ったところ、実際には支柱が火袋よりも横に張っているデザインで実寸幅が42cm程度あったため思ったよりも場所を取ってしまった……ということも起こりかねません。
同じ高さや幅の提灯でも、種類によって雲手の長さや足の形は変わってしまうため一概には言えませんが、幅の表記に+10cm程度のゆとりを考えてもらえれば、安心して置く事が出来るかと思います。

9号、10号、11号、12号… 号数とは?

提灯の商品名を見ると、まれに「9号」「10号」といった数字で指定された号数の表示があります。これはいったいなんなのでしょう?

提灯の寸法には、上のようなcm(センチメートル)ではなく、尺貫法が基本的に用いられています。
1号は約3センチで表されます。
号数であらわすことが多く、この場合は火袋の直径を示しています。

例えば提灯の号数の表示が11号の場合は、直径幅が約33センチの提灯ということになります。
多くの場合、最も小さいのは8号のサイズであり、そこから9号、10号、11号、12号と、数が大きくなる度に高さも幅もより大きな提灯となっていきます。

8号サイズの提灯例
上の提灯はすべて「8号」サイズ。でもcmだと大きさが若干違うこともあります。

ただし号数表記は、あくまでその商品の目安のサイズとなります。
同じ号数の商品でも、種類が違えば微妙に寸法は異なってきます。
購入するときには、必ず実際の高さ・幅の確認をセンチメートルでもするようにしましょう。

行灯の大きさを3種類に分けてご紹介

サイズの大まかな感覚として、行灯の大きさは、月並みですが大中小3種類に分けてご案内します。

大きめサイズの提灯

大きなサイズの提灯

大内行灯の表記では、12~13号のサイズ。
高さは約87~96cmと、成人男性で腰の位置くらいの高さです。
仏間や床の上に設置するような大きな仏壇の前に置くのに、バランスとして良いサイズの行灯。
一個当たりの幅も37~40cm前後となるため、一般的な形式である2本一対で飾るには、専用の部屋か広めのリビングに盆棚をたてた前に置くのに良いです。

中サイズの提灯

大内行灯の表記では、10~11号のサイズ。
高さは約78~84cmと、成人男性で太ももの位置くらいです。
床に置く仏壇でもマンションタイプの省スペースサイズ、あるいはタンスやキャビネットなどに設置する、下に台がつかない仏壇向けです。
大きな盆棚は設けずに2本一対で飾る、または、盆棚と並べて提灯一本のみを飾る、というバランスが丁度良いですね。
あるいは、細身のインテリアタイプの提灯と並べるのもおすすめです。

小さめサイズの提灯

小型行灯タイプ提灯

大内行灯の表記では、8~9号のサイズ。
高さは約56~70cmと、成人男性で膝の高さ、あるいはそれよりも小さいサイズです。
ミニ仏壇等の比較的コンパクトなサイズの仏壇や、経机などを使って設けた盆棚飾りには、丁度良い具合になります。
または、形は小さくても伝統に倣って一対の行灯を飾りたい、という方にはこちらの大きさがオススメです。

もっと小さいサイズ、あるいはスリムな提灯

対で飾れる 創作タイプ提灯

行灯型ではこれより小さなサイズは通常ありませんが、創作提灯やモダンタイプの提灯なら、更なるサイズの提灯もあります。
500mlペットボトルと変わりがないぐらいのスリムなインテリア型。
A4サイズの用紙ぐらいの高さの、コンパクトな形。
乾電池で灯すことのできる、コードレスタイプなど、機能的にも様々な種類があります。
また、対で飾る「霊前灯」も、お盆提灯替わりとして視野においてもよいでしょう。こちらもサイズはペットボトルより若干大きいぐらいですが、2本並べても場所を取らずに飾る事ができます。
キャビネットや机などの上に飾るのに良いサイズです。

提灯 飾り方のご提案

提灯イメージ

これまで延べて来た中で、お盆提灯の大きさのイメージが、ふわっとした形でもつかめたかと思うのですが、いかがでしょうか?

しかし、百聞は一見に如かずです、寸法について不安がある方は、やはり仏具店や百貨店など、店頭で実物を確認することをおすすめします。
実際に目で見て触ってみる事で、お部屋に置いた時の様子も感じやすくなりますね。
ですがインターネット通販ではそれも難しいですし、近くにそうしたお店が無いことも多いでしょう。
気になるサイズについては都度販売店に電話・メールなどでお問合せ下さい。

また、インテリア型提灯は高さも幅も、その商品で一番大きい箇所の寸法で表記されています。
行灯型よりもシンプルな形状が多く、実際に置くサイズ感覚がイメージしやすいというのも、強みかもしれませんね。

ご自宅に広い空間や仏間がある場合は行灯型の提灯を対で複数飾ることも可能ですが、昨今の住宅事情ではなかなかそれも難しいことも。
略式でも気持ちがこもった支度ができるのであれば、提灯の大きさにこだわらなくてもよいのではないでしょうか。

提灯の灯りについて

電池式ローソクの一例

電源コードから電力を供給できるタイプでも、目を離したり、長時間不在にしたり、家を留守にする場合は念のため灯りは消しましょう。
つけっぱなしにするのは大変危険です。 
最近では熱を持ちにくいLEDタイプの提灯などもありますが、基本的にはコードタイプと同じく目を離す時には明かりを消して使用して下さい。

なお、提灯の光源に、火を点けるタイプのローソクは絶対につかわないようにしてください。
提灯は素材が木や紙、絹を使用しているので大変燃えやすく危険です。
線香やローソクを仏壇に供える時と同じように火の元には気を付けるのはもちろんのこと、電球やLEDタイプでも長時間灯していると熱が発生する恐れがあります。
盲点なのが、省電力タイプのLEDでも、電源ボックスは想像以上に温まっていることがあること。これは提灯に限らず、一般家電でもあることなのだそうです。
灯りや提灯のまわりはすっきりと、近くに燃えやすいものなどは置かない方が安心できますし、ぜひ、お盆の時期ならではのお盆提灯が醸す姿かたちや温かみのある光をご堪能くださいね。

お盆提灯はぜひメモリアルアートの大野屋webshopでお買い求め下さい

毎年、新しい絵柄やデザインのお盆提灯が発売されています。
伝統型、あるいはモダンなタイプの提灯、どちらの商品もお取り扱いしている、メモリアルアートの大野屋webshopでご希望に沿うお盆提灯をお選び下さい。
また、季節商品ですので、売り切れましたら再入荷は大変難しいです、お早目のご検討、ご購入をおすすめします。